|||月の涙|||

本当の供養とは、故人を思い出す時に明るい感謝の気持ちで思い出すこと。それが故人の居る魂の世界に届きます。悲しい気持ちで思い出すと、その気を受けた故人はおいおい、大丈夫か? と、心配する事になります。笑顔と感謝のキモチを忘れずに☆

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久しぶりに本のレビューなんぞ・・(^-^;
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図書館で「ジャケ買い」ならぬ「表紙借り(?)」してきたこの一冊。
全然予備知識もなく作者も名前すら聞いたことがありませんでした。
前半はなかなか読み進むのに時間がかかったんですが、真ん中から後半イッキに読破しました。

そして・・・・・・・号泣(┬┬_┬┬)どばーーーーっ

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これ、確かティーンエイジ向け?な本なはずなんですが、どこかのレビューに書いてましたが「「十代が読む小説に中年男が泣くなんて」とAさんは苦笑した。」と。

ネタバレなので続きは下↓にて・・
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著者のシンシア・カドハタさんは日系3世で、自伝小説かな?と思ったらそうではないようでこの物語は1960年代の日系移民の家族が貧困・差別の中で慎ましくたくましく生活する様子が描かれています。

物語は次女ケイティの目線で展開していきます。
ケイティとは4つ年上の仲良しで憧れの姉リン。
ケイティは日本でいうところのちびまるこちゃんのような印象の自由で奔放で素直な女の子。実にユニークで面白い!

私も次女でアホなことばっかりやっていた(今も)し長女は頭がよくしっかりもので穏やかな性格・・と似たような境遇もあったのですんなりと物語に入って読むことができました。

で、途中からラストまでしゃくりあげて号泣しながら鼻水と涙でグシャグシャw
もうね、たまらんよ。

昨日まで当たり前にそこにいた「家族」がいなくなるということ。
もっとああすればよかった、どうしてあんないじわるを言ってしまったんだろうと後悔しながらも姉リンの死を少しずつ受け入れていくまだ幼さの残るケイティ。
リン中心だった生活ががらんどうになって生気を失いかける両親。
しかし姉リンが遺してくれたたくさんの素晴らしいことがあったからこそ「死」を受け入れ、認める気持ちになれたのかもしれません。

タイトルにもなった姉リンが教えてくれた言葉「きらきら」という日本語。
何気ないことに喜びを見出すのが得意だったリン。
好きなものはなんでも「きらきら、きらきら」と呼ぶ。青い空や子犬、子猫、それから色つきのクリネックス。

海が大好きなのに海を見たことのないリンが逝ってしまうとき、ケイティは切なく思う。「たくさんの人が、わたしに負けずに悲しい思いをしてきた。たぶん、何十億もの人たちがこんなに悲しい思いを味わってきたはず。そう思ったとたん、わたしはもう小さい子どもじゃないんだって感じた。もう大人なんだって」

どんな時も世界は輝いているよ「きらきら」と・・
そう教えてくれるような爽やかで心温まる作品でした。

2005年度ニューベリー賞受賞作品。













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